世界遺産のある町、富岡市。そこには46,000人の義理人情の厚い人たちが暮らします。
東京から関越自動車道で1時間半の道のりの先には、雄大な妙義山と清らかな鏑川が流れています。2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場周辺には飲食店・商店が立ち並び市民と観光客との賑わいの中心となっています。そこから北へおよそ1kmには大型商業施設が点在する国道254号バイパスが市の東西を走ります。農業、工業も盛んで市の面積122㎢には豊かな農地と工場群が広がります。また、1400年の歴史を持つ社である一ノ宮貫前神社は西部鏑川左岸の河岸段丘上に鎮座します。物部君が祖神を祀ったことに始まり、古代には朝廷から中世には武家からも多く崇拝されました。境内は正面参道からいったん石段を上がり、総門を潜ったところから石段を下がる社殿があるという、いわゆる「下り宮」と呼ばれる配置となっています。社殿は江戸時代に第三代徳川家光、第五代綱吉により整えられ、本殿、拝殿、桜門等が重要文化財として指定されており、鹿占習俗(国選択、県指定無形民俗文化財)を始めとして多くの特殊神事が行われています。
また明治時代には、私たちの住む街富岡に殖産興業政策の一環として官営模範工場、富岡製糸場が誕生し、日本で最初の製糸工場となりました。その後、産業分野において、富岡製糸場は日本と世界を繋げ、近代化のさきがけとなりました。
私たちの中にも当時から受け継がれてきた丁寧なモノづくりの心があります。この心を人と人との絆に置き換え、共に心と心を紡ぎ合える、ご参加いただいた方々を絹のような強さとしなやかさで包み込む大会を目指します。強さとは行動を起こす意志であり、しなやかさとは多様性が求められる時代に対する柔軟性です。大小を問わない様々なビジネスチャンスを創造出来る場、そして貴重な交流の場であることこそが本大会の存在意義であると考えます。
『一人一人が主役になる!』を合言葉に富岡YEGメンバーと群馬県連が一丸となり関東ブロック中のYEGメンバーと共に研鑽と交流をし参加して良かったと思える大会を設営します。 そして大会テーマでもある『地域と共に』『仲間と共に』『紡いだ糸を今こそ最上の絆へ』富岡の地で一つでも多く街を知ってもらう、一人でも多くの仲間と繋がっているもらう一つでも多く次代へ繋いでもらうそんな大会を開催いたします。
YEGでしか出来ないことを地域と共に仲間と共に紡いだ想いを次代へ。
日本商工会議所青年部第44回関東ブロック大会ぐんま富岡大会の開催にあたり、関係諸団体の皆様、関東ブロックはもとより全国各地からご登録いただくYEGメンバーの皆様、またどんな時でも現役メンバーの活躍を温かく見守ってくださるOB・OGの諸先輩の皆様、そして群馬県、富岡市の行政の皆様、群馬県連全てのYEGの皆様に対し、心よりの感謝と歓迎を申し上げます。
我々YEGは青年経済人として何が地域のためにできるのか、何を未来に残せるのか、この永遠のテーマともとれる事について日々話し合い進化を続けています。その日々の進化を地域に、未来に残す1つがこのブロック大会ではないかと私は思います。企業や地域の輪を絶やすことなく、次代へ繋ぎ続けている青年経済人であるYEG。会わずとも繋がれるツールはありますが、やはり会うことで感じる繋がりの強さ、意志を持って集う力の強さを実感します。
『一人一人が主役になる』を合言葉として富岡と群馬県連メンバーが一丸となり富岡の群馬の魅力を関東ブロックと全国のYEGメンバーに感じていただき、また沢山の学びと交流し笑顔と賑わいを生み出すことのできる大会を開催します。
そして今回は一部一般開放してYEGがどういう活動をしているのかを観ていただき一人でもYEGに興味を持ってもらい入部してもらう、子供が将来起業してYEGに入りたいと感じてもらう事が成功の一つではないかと思います。
YEGでしか出来ないことを地域と共に・仲間と共に・紡いだ想いを次代へ。
結びになります。大会開催に向けてご協力いただいております関係諸団体の皆様、富岡商工会議所会頭をはじめとする所員の皆様、OB・OGの皆様、群馬県商工会議所青年部連合会の仲間の皆様、群馬県、富岡市の行政の皆様に心より感謝を申し上げ歓迎の挨拶とかえさせていただきます。